こどもたちのミライをかんがえよう
今回は支援物資だけではなく被災地での支援活動をメインに岩手県大槌町へ行ってきました。
前回と同様朝3:00弘前出発ですが今回は総勢11名!
(ツイッター、ブログの呼びかけでの参加者もあり)
片道4時間を経て釜石、大槌のいつもの光景。
今回から物資は中央公民館が手狭な為大槌野球場へ移動しました。
物資を運び終え役場の方と次回の物資の打ち合わせ、現状確認をし
大槌町災害本部のボランティアテントへ行き本日の支援活動の打ち合わせをしました。
避難所内のトイレ前。かなり物騒になってます。
前回は物資届けだけで町の内部にまでは侵入しなかったのですが今回間近で
見て言葉がでません。
今回は半壊した「みどり幼稚園」築5年。
幼稚園の内部は想像を絶する腐った魚の匂い、大量のヘドロ、大量の魚があちらこちらに散乱しておりマスク無しでは呼吸できません。
途中幼稚園の先生、園長先生方も参加し必要、不必要な物を分別しながら作業しました。
昼休みに町を歩いてきました。
平屋じゃありません。
海の沖合にあるはずの防波堤の残骸が。
5時間かけて園内の泥撤去、物の仕分けを終えました。
来た時は何から手をつければよいか、今日終わるのかと思いましたが途中から
他のボランティアスタッフも加わり無事作業を終えました。
みどり幼稚園では園児2名亡くなりました。
園長先生の両親はまだ行方不明です。
何年かかるかわからないが必ず幼稚園を復活させまた子供達の笑い声を聞きたいそうです。
再開したら遊びに来ますと約束し大槌町を後にしました。
弘前へ戻る途中迷子になりなぜか釜石市内へ。
中心市街地が全滅です。
途中渋滞もあり弘前着が22:00。風呂にも入らず眠りました。
現場にいた隣町釜石市の土木会社は完全無報酬で倒産覚悟で作業しています。
現場にいた65歳位の男性ボランティアの方は静岡から車で来ました。
現場にいた我々は1日では不可能と思われた作業を成し遂げました。
現場にいた園長先生は園の再開を誓いました。
「出来ない」「無理」って言葉はここにはないんです。
物資、募金も大事ですが、今どこの被災地も必要とされているのは「現地でのボランティア活動」だと思います。
大槌町ではボランティアスタッフがかなり不足しています。
今回参加した皆様は経験した事を感じたまま友人知人に話し1人でも多くの方が1日もしくは半日だけでも支援活動に参加し1日も早い復興につながるよう呼びかけて下さい。
弘前市では今回の震災ボランティア活動に関してボランティア保険の加入料金を無料としています。
申込は弘前市社会福祉協議会で行っています。
今回参加して下さった皆様ありがとうございました!
また、次回追ってご連絡いたします。