こどもたちのミライをかんがえよう
野田村45号線沿岸 青松林もまばら
高さ10m 宮古市田老地区 日本一を誇った3列目の防潮堤のはるか上を越えた津波
大槌町役場前で40人近い職員が緊急防災会議中亡くなり、お祈りを捧げる若林氏
役場の時計 震災巨大津波の到来時刻を指したまま
大槌町 漁港にある漁協荷揚場 未だインフラ手付かずのまま
墓石が流出した 安渡地区の墓地 初盆を控え今年はどんなお墓参りとなるのか?
墓地前の地震、津波、火災となった建物の撤去もままならず
火災したまま流された家屋から高台の立ち木まで延焼した痕跡に当日の悪夢が蘇りそうです
三陸の海は何事も無かったように、静かでした・・・・カヌーをしている人もいましたが・・・
神社まえの港湾地帯に当日開店した、屋台型居酒屋に若い男女の群れ
45号線にいち早く立ち上がった唯一のコンビニ ローソン大槌町宮古市郊外に紫陽花が可憐な命を咲かせていました
活動を終えて
真っ暗な港湾、大地震、続く余震、火災発生、流される家、飲み込まれる人々、様々な悪夢のような現実を目の当たりに見た特に多くの子供たちが、怯え、トラウマとなっていると言う。
大槻町は、安渡、赤浜、吉里吉里など、漁港周辺に中心街が密集して、町役場、大槌病院、小、中学校、漁業加工施設が密集してあり、大槌湾内エリアが幅広く位置した地形が、今回の大震災で壊滅的な被害を大きくしました。
瓦礫の撤去が南下した途上の地域より遅れている要因を尋ねると、困難と危険、悪臭を極める作業の日当がたった6千円なのに、水産庁募集の仕事が、日給1万2000円としたのでそちらへ人員が移ったのも原因と。
海保の調査によると、湾内海底から、人の手や、遺体が多数確認されており、腐敗した収容も困難を極め、時折浮かぶ遺体を収容する毎日と言う状況です。
しめやかに、各方面の心の共有とご理解を頂きつつ、大槌町“御霊に捧げる安寧の祈りと、被災し残され、生かされた人々が絆と新たな誓いを込める精霊流し”
で、心に句読点をつけて前に進むきっかけとなる様実施し、風化せず今後毎年、地域の新しい風習と根付いて頂けたらと希望し、心の支援を実施の手助けをしたいと強く感じた活動結果です。
以上 当日の状況写真を添えて活動報告と致します。
文体、誤字、脱字にご寛大、ご容赦下さい。 写真、文責 環境&共生ings 須藤 良一