こどもたちのミライをかんがえよう
エコッコプロジェクトも微力ながらお手伝いさせて頂くイベントのご紹介です。
2011年3月11日に東日本大震災が起き多くの方の命が犠牲となりました。
この震災で私達は色々なことを根底から覆されました。私は多くの方の死を無駄にしないためにも何かしなくてはいけないと思いながら日々を過ごしていた中、2012年の1月にあるドキュメンタリー映画と制作された監督に出会い、その後石巻市の仮設住宅で行われた上映会にボランティアの一員として参加しました。
そこで私は被災された方々の曇っていた表情が、映画を見た後に晴れやかになるのを目の当たりにし、多くの方に希望の光となるメッセージ込められた映画を届けたいと思いました。
これが「映画を届けようプロジェクト」を立ち上げたきっかけです。
会場となる、大船渡の「リアスホール」は、奇跡的にもほとんど被害に遭わなかった場所です。
避難所となっていたこの場所で皆さまが再会するきっかけになることも願ってこの会場での開催を決定いたしました。
そしてこのプロジェクトは毎年4月末の大船渡「リアスホール」での無料上映会開催を目標に掲げ、2012年の4月から被災地域以外で上映会を随時開催したり、皆さまからの寄付や協賛金で資金を集めております。
イベントのタイトルは「命と未来が輝く日」。
もう一度命と向き合い、未来への希望を持つきっかけになることを願って開催させていただきます。
ドキュメンタリー映画を通して大切なメッセージとエールを届け、また岩手県内全域並びに岩手県外からも多くの方に大船渡に来ていただいて、被災地の現状を見て肌で感じていただき、また一緒に同じ場所で同じ時間を共有することで出来る震災応援となるイベントを開催させていただきたいと思っております。
そして、元気に頑張って行こうとしている被災地の方々が勇気づけられ、震災により深い心の傷を抱えた方たちが前を向いて立ち上がり、これから社会に出る子供たちが未来への希望を持つきっかけとなり、みんなが繋がり会ってたくさんの笑顔が溢れることを目的とし、岩手の活性化と復活の一助にしたいと思っております。
そしてまた、来て頂いた方が感動を共有して思いをふくらませ、その思いを持って帰った人がさらにいい波を起こし、未来が変わっていくのではないかと信じ、この活動を可能な限り続けていきたいと考えております。
何卒皆さまのご支援ご協力宜しくお願い申し上げます。
他団体のイベントの紹介です。
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あおもりのこども劇場で人形劇を開催します。
来週の日曜日なので、もし都合があえば見にいらしてください。
お友達にも声かけてみてください。よろしくお願いします。
日時2月23日10時半開演(開場10:10)
場所弘前市中央公民館(弘前文化センター)
内容人形劇と大道芸のコラボ
小さなお子さんから楽しめると思います。
こども18歳まで無料
大人一人千円
当日会場でお受けします。
みどり幼稚園 ふれあい動物ランドを終えたあと、少し時間があったので我々は大槌町精霊流しの会場だった”江岸寺”へ向かった。
まったく変わらず懐かしい風景。
住職はお留守でしたので、ご挨拶だけして大槌町役場へ向かいました。
この役場は取り壊さず残すことにしたとの事。
多くの方が亡くなられた方々のご冥福のお祈りに訪れているようです。
まわりの風景は精霊流しの時のまったく変わっておらず、復興が未だ進んでいないように見えます。
みどり幼稚園のあった場所。
活動のたびにいつも通ってきた風景。
空き地ばかりで家が建ったり人が住む気配が無い中で、
我々は奇跡の光景を発見した!!
樋口さんの家が新しくなっている!!
以前清掃ボランティアで伺った樋口さんの家が立派にリフォームして、空き地の中に一軒だけポツンと立派に建っていました!
(あまりに興奮して写真を撮っていませんでした。しばらく想像ながら読んでください。)
樋口さんの家に向かうと、庭は以前の面影はあるものの、立派に手入れされた庭になっている。
玄関に行きインターホンを押す。
反応がない。
再度ピンポーン。
「はい」
樋口さん!
「以前清掃で青森県弘前から・・・」というと
「はっ、どうぞどうぞ中へお入り下さい。」
玄関に入ると清掃の時の記憶が一気に蘇る。
天井をはがした時に、腐ったサンマか、サバだかがボトボトと一気に落ちてきた玄関だ。
普通にキレイに立派になっている。
ヘドロで灰色がかっていた階段も、キレイにピカピカになっている。
居間に上がるとき、家の構図全体が一瞬見渡せて、家の骨組みは全く変わらないまま全部リフォームしたという感じだ。
「さあさ、どうぞ。」
カルピスをもらいながら、思い出話に花を咲かせた。
天井裏の大漁の魚の話や、水が2階のこの高さまで来た話、ここにあれがあった話、あそこがこうだった話・・・。
柱は青森県産ヒバで油分をまとっているため、津波にあっても水を含まず再利用できたとの事。
こちらも塗りが良いため、再利用可能。
それ以外は全部変えたそうです。
樋口さんは弘前とのゆかりは無いそうですが、ヒバといい津軽塗といい不思議な縁を感じます。
話は弾みますが、樋口さんはどこか元気が無いように思いました。
すっかり長居してしまい最後に、前に取った場所で写真をとりました。
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周りにまったく家がないため夜は不安があり、日中だけ家に来て夜は仮設に寝に帰っているそうです。
「仮設にいると、こもってしまうから・・・」
復興の進みを感じにくい中、家が新しくなり明らかに前に進んだように見える樋口さんですが、やはりどこか元気が無い。
一瞬。
われわれが関わった人が、家が新しくなったことによって、支援が実ったという感覚がありテンションが上がっていました。
そんな支援ではいけないと思いました。
我々の目指す活動は”支援”とはニュアンスが違うと思いました。
一般的でわかりやすいので、我々も”被災地支援”という言葉を使っていますが、被災地を支援するという感覚はありません。
エコッコプロジェクトは常に、被災地でのイベントは全て被災地との共同開催にして、被災地の主体性をつくるためにサポートする形。
被災地の方々が本質的に主体的に復興できるよう関わること。
被災地のために何かしたい方の思いを繋げること。
そのために”何をするか”を模索しながら、たまに失敗もしながら少数精鋭で微力ながら活動しています。
樋口さんが本当の笑顔で笑える事が、樋口さんの復興。
また立ち寄りますと伝えさよならしてきました。
カルピスはちょっと濃い目でした。
大槌町 みどり幼稚園 ふれあい動物ランド開催しました。
NHKなどで連日、被災地域の復興の様子が放送されていますが、地域によって復興の進み具合は全然違うと聞きます。
エコッコが何度か支援活動をしてきた岩手県大槌町では、ガレキは片付いたものの、ただただ空き地が広がり、2年前に実施した大槌町精霊流しイベントの時の風景と比べても、ほとんど変わりが無い状況です。
岩手県の復興計画はおおまかに以下のようになっていますが、大槌町はガレキの撤去以外はまだまだ進んでないように思えます。
被災した方々は避難所から仮設住宅へ移り、生活をしています。
避難所は山手の方にあり、買いものは移動販売の車がくるそうで、ある程度不自由しないそうです。
しかし、移動販売の時に外にでるくらいで自分の部屋へひきこもっているかたも多いとの事。
震災後は休日に家族で出かけるところもなくなり、支援団体のイベントへ足を運んでいたが、今ではその数もめっきりすくなくなりました。
そんな中での「ふれあい動物ランド」の開催となりました。
仮設から通う園児もいます。
みどり幼稚園と共同で開催し、広く一般に告知等はせず主に園児たち向けのイベント開催。
園児たちもとても楽しみにしていた様子で大はしゃぎ!
心配していたよりもこどもたちは元気でしたが、友達を数名亡くしている経験を乗り越えてしっかりした印象でした。
普段は元気ですが、遊んでいるときなどに震災の状況を思わせるような事を言ったり、ふとしたところで少し影響はみられるそうです。
大槌町 みどり幼稚園 ふれあい動物ランド開催しました。【その2】へ続く
実はこの子たちも被災した動物たちです。
今回どうぶつたちを連れてきて頂いたのはいしのまきペットセンターさんです。
お店は全壊し、多くの動物を失ったそうです。
ただでさえ動物園の少ない地域なので、動物とふれあう貴重な体験になったと思います。
園児たちから手作りのお礼を頂きました。
何度も何度も「ありがとう!ありがとう!」、「どうぶつかわいかったよ!」、「また来てね!」、「楽しかったよ!」・・・の言葉を聞いて泣きそうになりました。
「こちらこそありがとう!」、「また来るよ!」、「楽しかったよ!」という気持ちでいっぱいです。
被災しながらも子供たちはすくすくと育っていると実感しました。
こどもたちの記憶の片隅に、大人たちがこのような活動をした事が残れば幸いです。
きっとこどもたちの成長に役立つと信じています。
いしのまきペットセンターさんの社長は、お孫さんを震災で3人亡くしたそうです。
10人くらいで住んでいた親類の内1人しか残らなかったとの事。
たいへんな経験を話してくれました。
今回もまた我々にとっても、メディアからの情報からだけでは得られない貴重なお話しや、経験となり大成功に終わりました。
イベント開催資金に関しては、たくさんの皆様からご支援いただいていますが、震災への関心が少なくなりつつある今、かなり集まらなくなり活動も限られてきています。
子どもたちの未来のため、被災地支援のため、今後とも皆様のご支援どうぞよろしくお願い致します。
>>奇跡!感動の再会!樋口さん へ続く
中学校 オリオンの星雲が真っ赤に写ったことがきっかけで、星の撮影に興味を抱く。
1986 ハレーすい星を追いかけてNewZealandへ。気の狂うようなニュージーランドの星空の下に立ったとき自分のライフワーク
を見いだす。
2001 ニュージーランドで銀河を撮影中荘厳な深紅の低緯度オーロラに衝撃を受け、オーロラの下に立つことを決意。
2002 ニュージーランドでオーロラと遭遇した翌年、カナダ・クルアニ国立公園で運命的にオーロラ爆発に遭遇、志を固める。以後、「神秘的な極北の夜空」を求め、カナダ、アラスカへと東奔西走
2003 小学館より「AURORA DANCE オーロラに包まれて」を発表。
現在の活動 星空やオーロラの魅力を多くの人に伝えるため、札幌を拠点にニュージーランド、カナダ、アラスカなどで撮影をする傍ら、スライドショーなどのイベントや、講演会など精力的に活動中。
故星野道夫氏が極北の野生動物の写真で多くの人々に感銘を与えたように、星空やオーロラという「天のメッセージ」を世に伝えることがライフワーク。
(受賞歴)
2005年12月
エプソンカラーイメージングコンテスト
ネイチャーフォト 入選
2004年12月
エプソンカラーイメージングコンテスト
ネイチャーフォト 特選
2004年8月 日本カメラ財団50周年記念写真コンテスト デジタルの部 銀賞
2001年12月 すばるアストロ総合ステーション 写真部門 三席
1999年7月 天文誌スカイウォッチャー・グランプリ99写真部門
「弘前で世界一きれいなSORAを見よう」
と題して、オーロラ写真家の中垣哲也さんを講師に招いて、スライドショー後援会を開催します。
中垣さんが撮影したオーロラや星空の動画や写真を最新式のプロジェクターを使用し、大画面スクリーンに投影、撮影時の体験談などを交えながら約1時間のスライドショー形式で実施します。
オーロラが好きで何度もカナダや北欧を訪れている人でも中々見ることのできない“オーロラ爆発”や“光のカーテン”等、地球が我々にプレゼントしてくれる「星空ショー」。
【中垣哲也さん プロフィール 】
星空やオーロラの魅力を多くの人に伝えるため、札幌を拠点にニュージーランド、カナダ、アラスカなどで活動中のフォトグラファー。
中垣哲也さん公式HP オーロラダンス
【実施日時】
9月27日(金) 18:30開場 19:30開演(21:00頃終演予定)
9月28日(土) 9:00開場 10:00開演(11:30頃終演予定)
【場所】
土手町コミュニティーパーク
青森県弘前市土手町31番地
【チケット料金】
前売 大人1,000円 子供500円(3才以上~高校生以下)
当日 大人1,500円 子供1,000円(3才以上~高校生以下)
【プレイガイド】
FMアップルウェーブ、弘前中三、紀伊國屋弘前店、メディアイン城東店・メディアイン樹木店、さくら野弘前店、bambooforest、他
【主催】
ECOCCO PROJECT
【協力】
FMアップルウェーブ
【協賛社名】※順不同
(株)ラグノオささき
アサノ水ing株式会社 伊藤建具店 インテリアスワ SBS弘前
㈱イワテック ㈱エフケーリンクさくらオフィス
㈱かさい材木店 ㈱菊地塗装工業
㈱高木学習社 ㈱リフォームコンサルタントHOMEY
北山左官 北三住建 小堀板金 合同会社モエド
さかもとフレーベル 澤田工務店 和樂センター
消しゴムはんこ GARDENGARDEN です。
9/1は消しゴムはんこをうちわに押してもらう「オリジナルうちわ作り」と簡単な図案の「はんこ作り」を考えています。
2011年3月11日の東日本大震災後、エコッコプロジェクトは被災地支援活動の一環として岩手県大槌町を中心に支援活動を行ってきました。
その際のがれき撤去・清掃活動による大槌町みどり幼稚園とのご縁があります。
その後みどり幼稚園が無事開園した今、 9/12に子どもたちのために「ふれあい動物ランド」と称したイベントをみどり幼稚園にて共同で開催する運びとなりました。
つきましては下記の通りご協賛金の取り扱いをさせて頂きたく、皆様の絶大なるご支援、ご協力をお願い申し上げます。
・ご協賛金額は、1口 3千円として1口以上とさせて頂きます。
・協賛企業の紹介はエコッコプロジェクト公式ホームページ、フェイスブックページ、ツィッター、ミクシィページ上でHPなどへのリンクし、ご紹介させて頂きます。
半壊した「みどり幼稚園」築5年。
幼稚園の内部は想像を絶する腐った魚の匂い、大量のヘドロ、大量の魚があちらこちらに散乱しておりマスク無しでは呼吸できません。
途中幼稚園の先生、園長先生方も参加し必要、不必要な物を分別しながら作業しました。
5時間かけて園内の泥撤去、物の仕分けを終えました。
来た時は何から手をつければよいか、今日終わるのかと思いましたが途中から
他のボランティアスタッフも加わり無事作業を終えました。
みどり幼稚園では園児2名亡くなりました。
園長先生の両親はまだ行方不明です。
何年かかるかわからないが必ず幼稚園を復活させまた子供達の笑い声を聞きたいそうです。
再開したら遊びに来ますと約束し大槌町を後にしました。
2週間ぶりの幼稚園は石灰が撒かれ匂いも無くなりきれいになっていました。
花が咲くようだれかがおいていった希望。
4月に支援活動に行った「みどり幼稚園」の皆様から、お手紙と園児達が書いた絵をいただきました。ありがとうございました。